天ぷらは江戸三大名物の1つで、うなぎやお寿司と肩を並べる日本を代表する料理です。東京には揚げたての逸品を楽しめる名店が軒を連ね、ワンランク上の味わいをいただけるお店も珍しくありません。そこで、この記事では東京にある天ぷらの高級店5選を紹介します。評判のいい名店に絞って紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
天ぷらは江戸三大名物の1つ
天ぷらは江戸三大名物の1つで、うなぎ・お寿司と肩を並べる日本でも指折りの絶品グルメです。もともと江戸は目の前に遠浅の海が広がっていることから海産物をよく食べるのが特徴で、数ある名店の源流は屋台にあったとされています。
今では高級グルメと称されるうなぎ・お寿司・天ぷらも、かつては庶民の食文化の1つだったと言えるでしょう。
しかし、時代が進むにつれて厳選・洗練された品物が提供されるようになると、江戸三大名物は次第に「特別な日にいただくもの」と認識されるようになりました。
結果、東京には無数の高級店が軒を連ねるに至ったとされています。では、具体的にどのようなお店があるのでしょうか。当記事では5つのお店に絞って紹介するので、お店選びの参考にしていただけると幸いです。
東京にある天ぷらの名店5選
早速ですが、東京にある天ぷらの名店5選を見ていきましょう。
1.天ぷら 銀座おのでら
天ぷら 銀座おのでらは、銀座並木通りにあるカウンター10席のみの名店です。落ち着いた雰囲気が漂う店内は、都会の喧騒を忘れさせてくれる空間で、じっくりとこだわりの逸品を味わえます。
調理しているところを間近で見られるため、ライブ感も相まって充実した時間になること間違いなし。老舗料理店で修業した料理長や職人たちとの会話も楽しみの1つ。シャンパンといただく名物「シャンぷら」をぜひご賞味ください。
2.てんぷら近藤
業界で知らない人はいないほど有名なお店、それがてんぷら近藤です。銀座で30年愛される名店で、店主は日本の食文化を国内外問わず広めた立役者の1人としても知られています。
今では魚介類だけでなく野菜類を揚げて提供するスタイルがスタンダードになりつつありますが、広めたのは実は店主の近藤文夫氏。現在でもカウンターに立ち続ける稀代の料理人は、謙虚で真摯な人柄で愛されています。特に「さつま芋の天ぷら」は、一度は食べたい逸品です。
3.てんぷら山の上
てんぷら山の上は、山の上ホテル創業時に同宿泊施設内に誕生したお店です。現在は六本木の東京ミッドタウン内に直営店を構え、日本の方はもちろん、外国の方もおもてなししています。
和と洋が融合した美しいカウンターは様式美に優れ、優雅な時間を過ごせる工夫が満載です。中でも「太白胡麻油」「極上胡麻油」の2種類をブレンドして揚げられた逸品は、門外不出の味と称されます。
4.天富良 よこ田
天富良 よこ田は、ミシュランで8年連続1つ星を獲得した業界有数の名店です。コースは「お任せのみ」というこだわりの強さが評判で、季節に合わせた絶品の天ぷらをいただけることで知られています。
カレー塩や塩レモンなど、一風変わった組み合わせでいただけるのも魅力で、何度も通いたくなるお店と言えるでしょう。
5.天政
天政は、昭和12年創業の老舗料理店で、古くから愛される味を守り続けているお店です。現在は3代目が引き継いでおり、彩り豊かなメニューを揃えています。
春は白魚、夏は鱧、秋は松茸、冬は白子……四季折々の食材を使用した逸品は絶品という言葉しか出てきません。風情あるお座敷のカウンターも相まって、素敵な食事体験となるのではないでしょうか。
まとめ
天ぷらは江戸三大名物の1つで、東京には名のあるお店が常にしのぎを削っています。どの店もこだわりを持っており、最高の逸品を提供しようと日々奮闘中です。当記事では高級店を中心に紹介しましたが、他にも名店は数え切れないほどあるため、ぜひ行きつけの名店を見つけてみてはいかがでしょうか。
